プーチン大統領は、次のように指摘した-
「はっきり言って、すべての国々が、ドーピング問題に直面している。しかし、他の国々の運動選手に対する要求やコントロールは違うといった印象がある。まるで誰かが、スポーツ選手を、自分達の選手とそうでない選手とに分けたがっているようだ。
我々は、実際効果的にドーピング問題と戦うためには、ドーピング・コントロールに対する統一した国際的要求を作る必要があると確信している。スポーツ選手自身も、そしてファンも、検査結果にオープンアクセスできるべきだ。加えてそうした情報は、完全に開かれたものでなくてはならない。 現在の状況は、まさにそうした措置をとる必要性を、はっきりと示している。
そうでなければ、スポーツ競技は意味を失ってしまう。」
またプーチン大統領は「ロシアは、不公正に五輪出場の可能性を奪われた選手達の名誉と尊厳を擁護するため、あらゆることをするだろう」と指摘し、次のように続けた-
「我々が、選手の皆さんを誇りに思い、皆さんの名声とスポーツ上の名誉を守るためあらゆることをするだろうという事を、どうか分かってほしい。正義は必ず勝利する。」