交通事故減少に役立つロシアの開発

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交通事故減少に役立つロシアの開発 - Sputnik 日本
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ロシアの「ネイロマティクス」社は、ドライバーの状態を管理するシステムを開発した。これはドライバーの疲労や眠気に起因した事故の数を大幅に減らす助けとなる。

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運転中の注意力散漫や居眠りは、よく交通事故の原因となり、死に至ることも珍しくない。世界中で年間およそ125万人が交通事故で死亡している。そのため現在ロシアおよび世界中の設計者たちが、ドライバーの活力を維持し、彼らに危険を警告するシステム開発に取り組んでいる。

これはロシアにとって非常に切実な問題だ。ロシアは広大であるため、ドライバーたちは長距離を数時間あるいは数日間も走り続けなければならないことがある。「スプートニク」の記者は、「ネイロマティクス」社の最高経営責任者ウラジーミル・スタトゥト氏にお話を伺った。同社の開発は、交通事故の犠牲者減少に役立つはずだ。スタトゥト氏によると、ネイロマティクス社の装置の開発はすでに完了し、国内外の市場へ投入する用意が整っているという。

スプートニク:システムの主な動作原理と既存の類似品との違いを教えてください。

スタトゥト氏:「私たちのシステムは「Sleep alert」と呼ばれています。このシステムが生まれたきっかけは単純です。ドライバーの居眠り運転、あるいは注意力散漫によって発生した膨大な量の交通事故の統計があります。この膨大な人的被害は世界中で発生しています。そしてもちろん膨大な物的被害も生じています。そのためこのようなシステムをつくるというアイデアは、非常に理にかなっています。これまでに存在した多くのシステムは、皮膚の電気抵抗の指標を通じてドライバーの心理物理的状態を測定するGSR(ガルヴァニック皮膚反応)や、頭部傾斜センサー、アイトラッキングなどの様々な方法でドライバーの状態を管理するために使われています。

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なお私たちは、情報を得るための最善の方法を選んだのではないかと考えています。私たちのシステムには、睡眠期や外的制御が失われる時期が近づいているのを判断するための脳波や、疲労や注意力低下の指標となる瞬きの回数を示す眉上部の筋肉に関するデータを読み取るセンサーが搭載されています。システムはこれらのデータをもとにドライバーの状態を判断し、シグナルを送ります。もしドライバーが注意力を失ったり、考え込んだり、居眠りをし始めたら、セットになっているブレスレットが振動して音が鳴り、ドライバーを現実に引き戻します。説明書には、デバイスが10分ごとに作動した場合には車を止めて休む必要があると書かれています。私は、このような形でシステムの所有者が事故やトラブルを避けることができると考えています。」

スタトゥト氏は今回の開発について、同システムは大きな社会的意義を持ち、市場で大きな需要を獲得するとの見方を示している。またクライアント企業向けのシステムも開発中だ。これはデバイスを所有する全てのドライバーの情報が管理者のリモートに送信される。一般向けにはモバイルアプリケーションの配信が準備されている。

スタトゥト氏:「私たちは、問題についてシグナルを送るだけでなく、作動した原因や疲労あるいは精神的な疲れの度合いを知らせるシステムも開発する予定です。このアプリは地図と連携し、利用者は必要な時に友人に電話したり、SNSに情報を公開するアプリをプログラムすることができ、何か起こった時には皆が問題が発生した場所と原因を知ることができるようになります。」

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