WPは、「潜水艦は米国のサイバー戦略の重要な構成要素である。潜水艦はサイバー攻撃から自分自身と国を守っており、さらに興味深いのは、潜水艦がサイバー攻撃の実施で重要な役割を担っていることだ。これについて最近ワシントンで開かれた会議で米海軍の代表者2名が述べた」と伝えた。
米国の潜水艦隊は敵に対する競争上の優位性を得るためにずいぶん前から情報技術を使用している。
潜水艦は1970年代からソ連の海底ケーブルに接続し、情報を傍受するために使用されていた。
WPによると、現在米国の潜水艦には特に保護が不十分だったり暗号化されていないネットワークのデータを傍受、変更するために使用できるアンテナが装備されている。
米国は今後、潜水艦を水中無人機用の基地にする意向だという。水中無人機は外国の岸へさらに近づき、ネットワーク障害を起こしたり、ネットワークに侵入することができる。なお潜水艦は今のところはまだ距離を置いて活動を続ける見込みだという。ワシントン・ポスト紙が報じた。