決めるのはIOC医事委員会長のウグル・エルデネル氏、選手委員会委員長クラウディア・ボケル氏、IOC元会長の息子でIOC委員会のメンバーであるフアン・アントニオ・サマランチ氏の3人だ。彼らは国際スポーツ連盟が承認したロシア代表1人1人を検討し、それから決定を下す。日曜日深夜、IOCのマーク・アダムス広報部長がロイターに報じた。
アダムス広報部長は、3人はスポーツ仲裁裁判所の判決を考慮して決定すると強調した。ちなみに、ロシアの陸上選手はすでに仲裁裁判所で、女子走り幅跳びのダリヤ クリシナ除く全てのロシア陸上選手の出場資格を剥奪した国際陸上競技連盟に申し立てを行ったが、申し立ては聞き入れられなかった。
先に伝えられたところによると、国際重量挙げ連盟は金曜夜、先に参加が認められており最後の瞬間まで参加への望みをつないでいたロシア選手らをリオ五輪から完全排除することを決めた。