アウシュビッツ近くにシャワー設置しスキャンダル

© AP Photo / Matthias Schraderアウシュビッツ近くにシャワー設置しスキャンダル
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ポーランドにあるナチスのアウシュビッツ強制収容所のほど近くに、暑さに苦しむ旅行者のためにシャワーが設置された。英紙インデペンデントが報じた。アウシュビッツ強制収容所では、多くの人がシャワー室だと説明され入ったガス室で殺された。

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シャワー設置は地元住民とネットユーザーからの批判を招いた。

ユダヤ教指導者であるラビのラフィ・オストロフ氏は、博物館運営側の意図は理解できるが、訪れた人の気持ちにより注意を向けるよう呼びかけ、フェイスブックで次のように述べた。

「あなたがたはどうかわかりませんが、私には死の収容所入り口前のシャワーを使うのはあまり居心地がよくないですね」

美術館運営はしかし、シャワーを設置したことを否定した。運営側によると、シャワーは博物館の敷地外に、地元当局によって設置されたという。

アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所はドイツ占領地のポーランド南部オシフィエンチム市につくられた。公式の計算では、アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所で約140万の人々が殺された。

先に伝えられたところによると、1943年6月25日にイタリアの独裁者ムッソリーニが失脚してから73年たった現在、ファシズムの象徴的な政党「ファシズム・自由運動」のポスターは、パドヴァ州の都市ルバーノの街頭に自由にぶら下がっていた

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