シャワー設置は地元住民とネットユーザーからの批判を招いた。
ユダヤ教指導者であるラビのラフィ・オストロフ氏は、博物館運営側の意図は理解できるが、訪れた人の気持ちにより注意を向けるよう呼びかけ、フェイスブックで次のように述べた。
「あなたがたはどうかわかりませんが、私には死の収容所入り口前のシャワーを使うのはあまり居心地がよくないですね」
美術館運営はしかし、シャワーを設置したことを否定した。運営側によると、シャワーは博物館の敷地外に、地元当局によって設置されたという。
アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所はドイツ占領地のポーランド南部オシフィエンチム市につくられた。公式の計算では、アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所で約140万の人々が殺された。
Установка душей около бывшего концлагеря Аушвиц привела к скандалу https://t.co/8xk5oIbzmQ pic.twitter.com/QNF0fzYj9e
— Новости в мире (@V_Mire_Novosti) 8 августа 2016 г.
先に伝えられたところによると、1943年6月25日にイタリアの独裁者ムッソリーニが失脚してから73年たった現在、ファシズムの象徴的な政党「ファシズム・自由運動」のポスターは、パドヴァ州の都市ルバーノの街頭に自由にぶら下がっていた。