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プーチン・エルドアン両大統領の会談開始:西側の懸念は現実のものに
プーチン・エルドアン両大統領の会談開始:西側の懸念は現実のものに
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会談が始まるホールに入り、エルドアン大統領は笑顔を浮かべプーチン大統領のもとへ向かった。その後、両大統領は固く握手を交わし、会談に入った。 2016年8月9日, Sputnik 日本
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政治, トルコ, ウラジーミル・プーチン, ロシア
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プーチン・エルドアン両大統領の会談開始:西側の懸念は現実のものに
2016年8月9日, 20:10 (更新: 2022年4月27日, 22:15) 会談が始まるホールに入り、エルドアン大統領は笑顔を浮かべプーチン大統領のもとへ向かった。その後、両大統領は固く握手を交わし、会談に入った。
ロシアは、トルコでの軍事クーデター未遂の後エルドアン大統領が訪れた最初の国となった。
エルドアン大統領が歴史的と呼んだ会談で両大統領は、エネルギー産業と食糧供給から始まりツーリズムやロシア内でのトルコの建設会社に対する制限の解除まで、二国間協力のすべての主要分野の回復の可能性について話し合うとされている。
ロシアとトルコの関係は、
トルコのF‐16戦闘機がシリアでロシアのスホイ24爆撃機を撃墜し、緊急脱出したパイロットのオレグ・ペシコフ氏が地上から銃撃されて死亡した昨年11月に著しく悪化した。プーチン大統領はこれをテロリストの共犯者らによる「背信行為」だとし、トルコに対して一連の制裁を発動した。
その後、アルパルスラン・チェリクがパイロット殺害に関与したとの声明を表した。4月初旬、チェリク容疑者はトルコのイズミルで武器の不法所持容疑で逮捕された。容疑者は取り調べで、ペシコフ氏を銃撃したのは自分ではないが、戦闘グループの司令官としてその責任を負ったと主張した。イズミル検察庁は、「証拠不十分」としてチェリク容疑者に対するペシコフ氏殺害の訴追を取り下げたが、6月27日に予審判事が審理を再開した。
また27日、トルコのエルドアン大統領がプーチン大統領に書簡を送り、スホイ24型機の撃墜について謝罪し、パイロットの家族に哀悼の意を表したほか、トルコはロシアとの関係が損なわれるのを望んでいないことが明らかとなった。
ロシア大統領府は、エルドアン大統領の書簡を両国関係正常化にとって重要な一歩だと指摘した。一方でロシアのペスコフ大統領報道官は、これだけでは不十分だとし、全ての問題を数日間で解決することはできないと述べた。