9月カナダでカルウィンシュ所長にはこの問題討議のため世界反ドーピング機関の代表者らとの会談が予定されている。カルウィンシュ所長は次のように述べている。
「反ドーピング機関はすでに2度メルドニウムの問題で譲歩を余儀なくされた、3度目の譲歩は、「Mildronat」が禁止物質のリストから除外されるときだ」
カルウィンシュ所長は、「Mildronat」は16年中には禁止物質のリストから除外される可能性があるとの期待を示した。
世界反ドーピング機関は、「アスリートが自らの記録向上のため服用しているとの証拠」があるため、15年に「Mildronat」を禁止物質のリストに入れた。
前に、抗虚血薬として知られるメルドニウムの製造者、ラトビアの有機合成研究所のイヴァルス・カルヴィニシ所長は「この薬は、スポーツなどの競技で運動能力を向上させるために使われる薬物ではない」と述べた。