外相はロシアは孤立状態に陥ってしまうつもりはないとして「遅かれ早かれ我々の関係は確固たる軌道に戻ると確信している」と付け加えた。
こう語る一方で外相は露独関係についてはたやすくない段階を迎えていることを認め、「これは我々の国が積極的に決定的な役割を演じ、ドイツが統一を果たした時以来、これは最も複雑な段階だと思う」と語っている。
これより前、シュタインマイヤー独外相はウラル連邦大学で講演に立った中で、ドイツとロシアは意見の相違はあっても対話を維持せねばならないと指摘していた。
シュタインマイヤー外相はロシアとドイツは接近すべきという考えを多くの人が持っていることを明らかにした上で、「私もそのひとりだ」と語っている。
先に伝えられたところによると、メルケル独首相は、最終的にEUの対ロシア制裁を解除する合意を結ぶことを目指すと語った。