モスクワ時間18時18分(日本時間16日午前0時18分)時点でのニューヨーク商品取引所(COMEX)では金の12月先物価格が3ドル60セント上昇(0.27%)し、1トロイオンスあたり1346ドル80セントに達した。また銀の9月先物価格も0.7%上昇し1オンス19ドル84セントとなった。
金の価格上昇を促したのは日本のGDPの低い値。
「日本のGDP値は期待値以下。これはつまり日本経済の追加刺激策が出されることを意味している。」ETFセキュリティーズの資源市場戦略担当のニテッシュ・シャフ氏がウォールストリートジャーナルに対し語った。
中央銀行が自国経済の追加刺激策をとる場合、通常、投資家らは安全策として金の購入に走る。