中国黒竜江省社会学アカデミー北東アジア調査研究所のダ・ジーガン所長は「スプートニク」記者のインタビューに応じた中で、ワシントン・ポストの報道をコメントし、次のように指摘した-
「今回の安倍首相の立場は、日本が固く守っている原子力の平和利用、非核行動の支援、核兵器の廃絶、核の脅威払拭といった諸原則と一致していない。
日本は、かつて原爆を投下され被害をこうむった世界で唯一の国だ。それゆえ他の国々に比べ、核兵器がもたらしうるあらゆる程度の害悪を知っているはずだ。
日本にとって必要不可欠なのは、核兵器根絶を目指して戦う事ではないか。もちろん日本は現在、そうした兵器を持ってはいないが、核兵器不使用の政策をまず何よりも堅持すべきではないのか。」