日本時間12時36分、北海ブレントの10月先物価格は0.94%安の1バレル48ドル70セント、WTIの10月先物価格も1.24%ダウンの1バレル46ドル82セントまで落ち込んだ。
一連の諸国で石油の輸出、採掘が再開というニュースが流れると原油価格は下落を開始。このほかにも投資家らはニジェールが採掘を再開する恐れがあるとしてこれを憂慮。これより前、ナイジェリアで数ヶ月にわたり石油ガス施設に攻撃を行っていた武装組織「ニジェール・デルタの復讐者」が攻撃を停止し、政府と交渉を宣言。ナイジェリアの石油ガスインフラはニジェール川のデルタ地帯に集中しており、この地域が紛争の中心となっている。交渉がうまく運んだ場合、石油の採掘、輸出は再び拡大される。
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