原油価格、イラクの輸出拡大の発表で下落

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石油 - Sputnik 日本
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国際原油価格は23日、イラク政府の近々原料輸出を拡大する構えという発表に反応し下がり始めている。ブレント原油は8月17日以来、初めて1バレル49ドルを割った。

Oil markets were negatively affected by Saudi Arabia's decision to cut prices for January deliveries to US and Asian customers. - Sputnik 日本
原油、6月下旬以来の高値で取引続く
日本時間12時36分、北海ブレントの10月先物価格は0.94%安の1バレル48ドル70セント、WTIの10月先物価格も1.24%ダウンの1バレル46ドル82セントまで落ち込んだ。

一連の諸国で石油の輸出、採掘が再開というニュースが流れると原油価格は下落を開始。このほかにも投資家らはニジェールが採掘を再開する恐れがあるとしてこれを憂慮。これより前、ナイジェリアで数ヶ月にわたり石油ガス施設に攻撃を行っていた武装組織「ニジェール・デルタの復讐者」が攻撃を停止し、政府と交渉を宣言。ナイジェリアの石油ガスインフラはニジェール川のデルタ地帯に集中しており、この地域が紛争の中心となっている。交渉がうまく運んだ場合、石油の採掘、輸出は再び拡大される。

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