合意にはシーシェパードは調査船およびその乗員らに対し、物理的な攻撃を行わず、捕鯨船から450メートル以内に接近してはならないことが盛り込まれた。
シーシェパードは1977年に環境保護団体「グリンピース」から脱退して結成。シェパードの船は海賊船に似た黒い旗を掲げ、日本の捕鯨船のスクリューをロープで巻きつけたり、化学薬品の入った瓶を投げつけたり、船を拿捕し、船体に体当たりを食らわせるなど数々の攻撃を行ってきた。このため日本鯨類研究所は2011年に米国ワシントン州地裁でシーシェパードに対する訴訟を起こしていた。23日、同研究所は、訴訟では、研究所の訴えが認められたことを明らかにしている。
先に、日本は、オーストラリアに再び捕鯨船を派遣すると伝えたが、この事は33カ国の不満を呼び起こしていると報じられた。