書き込んだのは韓国系カナダ人だ。彼は休日、道で韓国語を話す若い女性と、彼女の父親らしき男性に出会った。彼は男性に韓国語で話しかけ、彼らが探していたショッピングセンターまで連れて行くと申し出た。
道中「父親」は、Pabmibib氏がどこでそんなに上手に韓国語を話せるようになったのかに興味を持った。氏は女性に良い印象を与えたいと思い、自由時間に韓国語を学んだ中国人だとうそをついた。しかし、事態は予想外の方向に向かった。「父親」が北京語で話し始めたのだ。Pabmibib氏は全く北京語を知らなかったが、うそを隠すことに決めた。氏は出し抜こうとして、間違って「中国人」だといったが、「日本人」だと言いたかったのだと述べた。
「あはは、私の韓国語はそんなに上手くないでしょう?」
その後、「娘」は喜んでなまりのない日本語で話し始めたーしかも、日本語もPabmibib氏は知らなかったのだ。それゆえ、氏は「母国語」としての日本語は知らないと告白した。
3人がショッピングセンターに着いたとき、氏はこの苦しみも終わりだと考えた。しかし女性は、氏が何をしている人なのかを英語で尋ねた。結果、彼女は、氏が学んでいる大学に留学しに来たのだと明らかになった。女性は実は日本人で、交換留学で数年韓国で学んだことがある。「父親」は、中国で生まれ韓国で教師をしており、女性をカナダに連れてきたと言うことが明らかになった。
Pabmibib氏は次のような中間報告をした。
「というわけで、俺は中国人を前に中国人のふりを試みて、今は、自分は日本人だと、日本人を納得させようとしているんだ」
彼らは連絡を取り続けている。そして交流すればするほど、氏の状況は悪くなっている。氏によると、まだうそを告白する力がないという。
先に伝えられたところによると、血管の麻痺が原因で脳に損傷を受けたイタリア人男性(50)が突然フランス語をしゃべり出した。