菅官房長官は、「今回の日ロ首脳会談においては、今後のプーチン大統領の訪日も念頭に、幅広い分野で日ロ関係全般について議論が行われる。特に平和条約締結問題の前進には、首脳どうしの率直なやり取りが不可欠であり、安倍総理大臣は、そのような強い思いで、この問題の議論に臨む」と述べた。NHKが伝えた。
またNHKによると、さらに菅官房長官は、「ことし5月の日ロ首脳会談で、平和条約交渉は、今までの発想にとらわれない、『新しいアプローチ』で進めていくことで一致しており今回の首脳会談でも、前向きな姿勢で率直な議論が行われることを期待している」と述べた。
先に伝えられたところによると、菅官房長官は29日の記者会見で、安倍首相とロシアのプーチン大統領の会談について、日本は露日関係全般にわたって話し合う見通しであることを明らかにした。