ラブロフ外相は次のように指摘した。
「政治的自由はなく、米国主導で西側諸国がウクライナよりかなり前から実施している線にそって、この情勢を利用しようという明らかな政治的願望がある。その線は、ロシア連邦を押さえ込む線だ」
ラブロフ外相は、クリミアのロシアへの再統合は「国際法に完全に則して起こった」と述べた。また、1970年の国連総会の宣言、つまり友好関係原則宣言に従い、国家の加盟もしくは統合、そして人民によって決定された他のあらゆる政治的ステータスの制定は、この人民による自決権発動の形態であると強調した。
先に伝えられたところによるとウクライナ代表は、クリミアをロシアの1部と認めた。