日本外務省のホームページに掲載された文書によると、「あなたの国と日本は、現在どのような関係にあると思いますか」との問いに、ロシア人の78パーセントが「友好関係」、「どちらかというと友好関係」と答えた。また97パーセントのロシア人が「ロシアにとって、日本との友好関係は重要と考えますか」との問いに、「重要」、「どちらかといえば重要」と答えた。
またロシア人の90パーセントが、「科学技術」分野で露日間の協力を強化するべきだと考え、79パーセントが、「貿易・投資」分野で両国の協力を強化するべきだと考えていることが分かった。
またロシアと日本の領土をめぐる意見の相違に関する質問には、半数以上のロシア人が「ロシアに帰属し今後ともロシアに帰属する」との考えに賛成したが、42パーセントが「日露が相互に合意すべき」と回答した。
世論調査は、ロシア全国18歳以上の3600人を対象に行われた。
先に伝えられたところによると、安倍政権は29日、北方領土問題の進展を待たずにロシアへの包括的な経済協力を先行させる方向で調整に入った。