イートン校の学生11人がプーチン大統領とモスクワのクレムリンで面会したのは1週間前。しかし英テレグラフ紙とサン紙はようやく最近になってこの出来事についての書き込みや写真をフェイスブックで見つけ、報じた。
学生たちはSNSでクレムリンでの面会の印象を語り、写真を掲載した。
今回の訪問の参加者で企画者の一人でもあるとみられる中国出身のイートン校の学生デビッド・ウェイさんはフェイスブックで、「僕はこれに10カ月、1040件のEメール、1000件のSMSを費やし、数え切れないほどの眠れない夜があった… だけどほら、僕たちはここにいる」と伝えた。
ウェイさんはまた、「僕たちは実際のところプーチン大統領に深い感銘を与えることができ、それに対してプーチン大統領は僕たちに人間的な姿を見せてくれた」と指摘した。
イートン校では伝統的に英国のエリートの子供たちが学んでいる。卒業生の中には、キャメロン前首相を含む英国の首相19人、ボリス・ジョンソン、ヒュー・ローリー、ジョージ・オーウェルなどの政治家、俳優、作家、またビジネスマンなどがいる。 英王室のウイリアム王子とヘンリー王子も同校に通っていた。
先に伝えられたところによると、ロシアの初等学校の生徒達は、プーチン大統領が共同執筆者となっている柔道の教科書を受け取ることになる。