ロシアは超大国のステータスを再び手に入れ、米国と対等に話そうと突き進んでいる。そのためにプーチン大統領は地域の諸国と関係を築いているという。
ロシアは約1年前にシリアでの軍事作戦を始め、すぐに紛争解決において代えの効かない存在となったとディ・ヴェルト紙は報じる。同紙によると、プーチン大統領は次の3つの目的を追っていたという。シリア政権崩壊の防止、イスラム原理主義者の殲滅、国際的、地域レベルで時刻の立場を元に戻すことだ。
ディ・ヴェルト紙は、ソ連と違い、現代のロシアはイデオロギーではなくプラグマティズムの発想から行動しており、このようなアプローチに特徴的な柔軟さを発揮していると書いている。