詳しい内容をお聞きになりたい方はこちらからお入りください。
「東方経済フォーラム」後、「白紙委任、露日は領土問題で突破口を開かない」
…安倍氏の計画は実際、プーチン大統領が大きな意味を付与するロシア極東の発展に日本が援助することに焦点を絞っている。この際日本側が考慮する状況とは、原油価格の下落と西側の対露制裁からロシア経済が停滞状態にあるというものだ。
だが、極東発展においてロシア側の意向に前向きに取り組むという日本の姿勢を過大評価してはならない。この姿勢には明確な地理的限界があるからだ…。
(「独立新聞」、ロシア科学アカデミー極東研究所、日本調査センターV・キスタノフ所長)
「東方経済フォーラム」前、「フォーラム領土問題の行方、プーチン大統領がブルームバーグ編集長に答える」
(抜粋)
プーチン大統領「冗談ぬきで、もし誰かが第2次世界大戦の結果を見直そうとするならばこのテーマを討議しようじゃないですか。ただしそうするならば討議する対象はカリーニングラードじゃなく、ドイツの東部の領土全体、それからもともとポーランドの一部であったリヴォフになりますよ。それから他にもたくさんあります。ハンガリーもそうですし、ルーマニアも。このパンドラの箱を開けよう、これに取り組もうというのであれば、どうぞ。せいぜい頑張っておやりなさい。」
(ヴェスチ・ルから抜粋)
「日本側がプロダクトを受け取ることに関心を持っているのであれば、一緒に検討し、ロジスティックスをどうするかを考えねばならない」、「ここには複数の方法がある」。大統領はこのプロジェクトのロジスティックスは欧州とそのほかの地域に目的を絞ったものであるものの、日本ともスワップ・スキームを通じて「共に作業は行なえる」、「これは真剣な交渉と試算が必要だが、我々はそれを行なう構えであり、それに問題があるとは思わない」と語っている。
(9月2日付けのヴェスチ・ルから抜粋)
「なぜ高水準を誇っていたEU、日米の生活が財政赤字に溺れたか」
「国民一人当たりのGDP成長率は形式的には高くなり、経済は常に成長した体になるだろうが、これらの「達成」は事実上、毎度の事ながらフィクションだ。なぜなら未解決の財政赤字の重荷は次世代へと引き継がれてしまうからだ。…」
(連邦政治ニュース局のサイト、ロシア国民経済アカデミー、ロシア連邦大統領付属国家庁のウラジスラフ・ギンコ氏)
弱弱しい経済成長とデフレが特徴のいわゆる日本病という病に罹る危険性はロシアにも十分あると警告。
(レンタ・ル、ノーベル経済賞の受賞者、クリストファー・ピサリデス氏)
プーチン大統領は「日本側がプロダクトを受け取ることに関心を持っているのであれば、一緒に検討し、ロジスティックスをどうするかを考えねばならない」、「ここには複数の方法がある」と語った。大統領はこのプロジェクトのロジスティックスは欧州とそのほかの地域に目的を絞ったものであるものの、日本ともスワップ・スキームを通じて「共に作業は行なえる」、「これは真剣な交渉と試算が必要だが、我々はそれを行なう構えであり、それに問題があるとは思わない」と語っている。
(9月2日付けのヴェスチ・ルから抜粋)