地磁気反転は2600万年ごとに起こるという。最後に反転が起きたのは約70万年前。したがって、約2500万年後に反転が起こる可能性がある。
研究では過去3億7500万年間のデータが処理された。これを行うために、研究者は、フーリエ解析と呼ばれる、デジタル信号の周波数解析に使われる処理を適用した。
地磁気反転は数千年かけて行われ、その間地球の磁場は一時的に急激に弱まるとされる。その結果、惑星の表面に生物にとって有害な宇宙線が到達するようになる。
地球の磁極転換の可能性については7月に研究者らから近い時期にも起こりうるという発表が行なわれ、センセーションを呼んでいた。今回の時期発表はそれを受けて具体化されたもの。