テレグラフ紙の記者マルセル・セロー氏は、自身の記事の中で「私にとってロシアは世界で最も素晴らしい場所の一つだ」と指摘している。
セロー氏によると、それは謎めいた広大な空間、類なき自然の美しさ、激動の歴史、そして豊かな文学的遺産だという。
セロー氏は1980年代からロシアを訪れており、ロシア語の取得を試み、ロシアに関するドキュメンタリー映像を撮影している。またロシアは小説を生み出すインスピレーションも与えてくれるという。
セロー氏は近年、家族でロシアを訪れた場合のプラス面とマイナス面について考えるようになった。そしてロシア通貨ルーブルの下落が決定的要因となり、妻と二人の子供と一緒にロシアを訪れた。
セロー氏は、英国政府とロシア政府の関係は「冷ややか」だが、子供たちは至る所で親切にされ、温かいおもてなしを受けたことを忘れることはないと述べている。
先に伝えられたところによると、ロシアの首都モスクワが2016年、欧州で最も安い観光地リスト入りした。