ランカスター大学のバーバラ・マイヤー氏は、遺体37体の前頭皮質組織サンプルを入手した。そこから直径が最大150ナノメートルのマグネタイト粒子が検出された。
粒子は円形で、生物学的粒子の特徴とは異なっていたほか、脳内に自然に形成されることはない白金、ニッケル、コバルトのナノ粒子も見つかった。
これらの溶けた表面と形は、これらの粒子が様々な種類の燃料が燃焼するときに産業によって放出されることを正確に物語っていたという。
このような粒子は自動車の排気ガスから排出され、沈殿し、道端でよく見かける。
マイヤー氏は、粒子は道路のほこりに蓄積されるだけでなく、脳と「外界」を直接結ぶ嗅神経を通って歩行者やドライバーの脳に侵入するようだとの見方を示している。
先にこのような粒子が、アルツハイマー病やその他の神経変性疾患の発症を引き起こすことが証明された。
前に伝えられたところによると、何とビールはアルツハイマー病に効く薬だった。