米国、アルゼンチン、ドイツ、オランダそしてスイスの言語学者やサイバネティクスの専門家からなる国際グループは、このほどそうした結論に達した。彼らは、世界の言語全体の62%に当たる3700言語の基礎となる単語40-100を分析した。新聞The Telegraphが報じた。
分析の結果、人々は、出身や居住場所とは関係なく、基本的な単語のために、同じ一つの音を選んでいることが分かった。これまでは、言葉の音は、発音の特徴や言葉の語源に左右されると考えられていた。
なぜ人々は、基本的な単語のために、同じ一つの音を選んだのだろうか…学者達は、まだこれを説明できない。おそらくこれは、そうした音が、子供時代に人間が言葉を習得するのを助けていることと関係しているのではないか。研究責任者の一人、モルテン・クリステンセン博士は「この問いは、将来の研究において重要なカギになるだろう」と指摘した。
前に伝えられたところによると、英国の学者が行った研究では、学校での性教育は現実離れしていた。