航空ショーは、北朝鮮東岸の町ウォンサンに新しくできた空港を会場に、二日間行われる。外国人観光客と並んで、数千人の北朝鮮市民やジャーナリストが、フェスティバル見学のため到着した。
伝えられるところでは、ショーは、米国製のヘリコプターHughes 500のエキジビション飛行でスタートした。ヘリのパイロット達は、高い操縦技術を示したとのことだ。また観客は、ロシアのジェット戦闘機ミグ29を操縦するパイロット達の技量を比べるなどして楽しんだ。
北朝鮮当局は、長年、外国人観光客の獲得を目指し、観光分野の整備を試みてきたが、北朝鮮の核プログラムに関連した国際的な制裁や政治的緊張が障害となって、観光業の発展が妨げられている。