25日、中国空軍の戦略爆撃機や戦闘機など約40機が沖縄に近づいた。
菅官房長官によると領空侵犯はなかったが、官房長官は、「2機は戦闘機と推定される中国軍用機であって、このような航空機が沖縄本島と宮古島間を通過するのは今回が初めてだ」と指摘した。また菅氏は、「政府としては今後も、活動を拡大、活発化させている中国軍の動向を注視し、わが国の領土・領海・領空は断固として守るとの観点から、引き続き警戒監視活動に万全を期すとともに、国際法や自衛隊法にしたがって厳正な対領空侵犯措置を実施していきたい」と述べた。NHKが伝えた。
中国側は、東シナ海上空の防空識別圏でパトロール飛行の訓練を行ったと発表した。中国が設定した防空識別圏には、係争地の尖閣諸島(中国名:ジャオユイダオ)上空も含まれている。なお菅官房長官はこれについて、「全く受け入れられない」と強調している。
25日、宮古島近くの空の国境付近に中国の軍用機が出現したことにつき、日本の防衛省の命令に基づき、自衛隊機が出動した。