ネイラ局長によると、世界の全人口90%以上が汚染された空気を吸っている。
専門家たちがこのような結論に至ったのは、人工衛星と全地球上に設置された3000のセンサーにより集められたデータの分析をもとにしてのことだ。
さらに、WHOの専門家たちの結論によると、フェイスマスクも屋内にとどまることも、汚染された空気に対し効果がない。
最も問題が深刻なのは発展途上国の都市だ。しかし、西側諸国の農村地帯の大気の状態もまた改善の余地があると専門家は考えている。WHOは諸政府に車両の数量規制や排気ガス減少技術の向上、環境的にクリーンな種類の燃料の使用を呼びかけている。
先の報道では、科学者らは、地球の大気が酸素を失っていることを発見した。