「我々は米国現政権がテロリストを事実上支持したものとして以外にこれを性格づけられない」と次官が記者らを前に米国務省声明にコメントした。
「テロリストらの武器をロシアに対して使用するようにとの米国の明らかな呼びかけは中東情勢、この場合はシリアに対するアプローチについて、米国の現政権がどれほどの政治的低劣さに陥っているかを示している」
またロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は次のようなコメントを出した。
「米国が自ら負った反政府穏健派とアル=ヌスラ戦線の分離に関する義務の順守について進展が見られないため、シリアに関してシリア支援国際グループや安保理決議の枠内で達成された複合措置全体がブロックされている」
ワシントンが義務を負ったのはもう半年前であり、ロシアにはワシントンから2週間で済むと通知があったのに、何もなされることはなかった、と強調した。
先に米国務省のジョン・カービー報道官は、シリアにおけるモスクワの行動の結果として、武装勢力がロシアの都市を攻撃するようになり、シリアにおける軍人の死者数が増大する可能性がある、と述べた。「ロシアは死体用の袋で軍人を帰還させ続け、リソースを、もしかしたら再び飛行機さえも、失い続ける」