シリアでのロシアの作戦1周年:地域でのロシアの存在は近い将来地中海全体のパワーバランスを変える

© Sputnik / Ramil Sitdikovシリアでのロシアの作戦
シリアでのロシアの作戦 - Sputnik 日本
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ちょうど1年前の2015年9月30日、ロシア航空宇宙軍がシリアにあるダーイシュ(イスラム国、IS)戦闘員の拠点への攻撃を開始した。トルコの野党、共和人民党(CHP)のエルドアン・トプラク議員がスプートニクのインタビューで、ロシア航空宇宙軍の活動はダーイシュとの戦いで極めて重要な役割を果たしており、将来において地域のパワーバランスを変える可能性があるとし、次のように語った。

ロシアの介入がなければシリアという国はもはや存在していない - Sputnik 日本
ロシアの介入がなければシリアという国はもはや存在していない
「1年前に始まったロシア軍のシリアでの作戦は国際的、そして地域的な政治の舞台での力の均衡を変えた。それまでは地域のメインプレーヤーは米国、そして時にトルコだった。ロシアの登場は、中央シリア政権の立場を堅個にした。」

「さらに、ロシア航空宇宙軍の活動はダーイシュや地域のほかのテログループの進撃を大幅に防ぎ、ある場合には進撃を不可能にした。」

「地域でのロシアの存在は近い将来に地中海全体のパワーバランスを変える。ロシアはテロリズムに対して活発的で、さらに何より重要なことに効果的な戦いを行うことで、地域でのその軍事的存在感を増し、立場を強化している。」

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