スペースX社のイーロン・マスク最高経営責任者は、ファルコン9の爆発原因としてサボタージュの可能性を排除していない。なおスペースX社は、なんらかの説について調査終了前にコメントすることを拒否した。
ワシントン・ポスト紙によると、ロケットの発射台近くに、スペースX社のライバルであるユナイテッド・ローンチ・アライアンス社(ULA)が所有する建物がある。スペースX社は、この建物の屋根に奇妙な影などが映っている画像を入手している。ULAはスペースX社の職員が屋根にあがることを拒否し、その代わりに予審判事に依頼し、判事が現場を調査したが、ロケット爆発に関連している可能性があるものは何も見つからなかったという。
各紙によると、スペースX社とULAは巨額の防衛契約をめぐって戦う強力なライバル関係にある。