モントリオール大学の学者たちがこのような結論に至った。
米学者らの最近の研究の過程で、魚のヒレと哺乳類の指形成を司どるのは同じ遺伝子の組み合わせだとわかった。一方、なぜ進化の結果、哺乳類はまさに5本指を「取得」したのかは現在まで明らかでなかった。
これを明らかにするため、カナダの学者グループは一連の実験を行い、マウスや魚のゼブラフィッシュの稚魚の胚の発達を観察した。しかし、「魚」の遺伝子をマウスに移植したところ、そのマウスには5本でなく7本の指が生えた。ここから、5本指への意向はDNAの突然変異によって起こると結論できると、カナダの遺伝子学者は考えている。
先に伝えられたところによると、中国南部で31本指の赤ちゃんが生まれた。