岸副大臣は日本テレビの単独インタビューで、歯舞と色丹の2島引き渡しを先に進めていくことも選択肢の一つか?との問いに、「できるだけ広いオプションの中で解決策を見いだしていく」などと述べた。
岸田外相は11日の記者会見で、岸副大臣の発言についてコメントを求められ、「(日露間で)立場の隔たりがある中での交渉で、幅広いオプションを議論していく」と述べた。
また岸田外相は、「わが国の基本的な方針は変わっていない」と再び指摘し、4島と平和条締結の問題を解決する必要性についての日本の基本的な方針に変わりはないと付け加えた。