エロー外相は12日、ラジオ「ヨーロッパ1」に出演した中で次のように語っている。
「われわれはプーチン大統領とシリア情勢を話し合えるものと思っていた。この提案をわれわれは彼に対して行っていた。またプーチン大統領は正教会の展覧会のオープニングにも出席するはずだった。プーチン氏はシリアについて話し合うために来ることを拒否したが、これこそ私が残念に思うことだ。我々はシリア情勢をロシア側と話し合いたい。」
ロシアのプーチン大統領は11日、19日に予定されていたフランス訪問を拒否。ただしロシア大統領府のペスコフ報道官は記者会見で、プーチン大統領は仏大統領側に都合のいい時期を調整してパリ訪問を行う可能性を検討できると語っている。
プーチン大統領のこの決定は前日の10日、オランド大統領がプーチン大統領との会談を拒否する考えであることが明らかにされた後、採られたもの。