プーチン大統領は米国との交渉がどう行なわれたかについて、ロシアはテロリストとシリア反体制派の中でも健全な組織とを分け、その後停戦を宣言する必要性を主張したものの、米国は逆の手順で事を進めるよう呼びかけたと語った。
「最終的には我々は米国の呼びかけに応じ、9月12日、『静寂の時』、停戦が宣言された。ところが9月16日、米国航空隊はシリア軍に攻撃し、80人が戦死したのだ。」
「そしてまさにこの瞬間、〔米軍の〕空爆の直後にダーイシュ(IS,イスラム国)はこの地区で攻撃に転じたのだ。」
プーチン大統領は、米軍のある人物が、この空爆を米国は数日間にわたって準備したとずばりと明言した事実に注意を向けた。
「米国がこれを準備したのであれば、彼らがはずすわけがないだろう?そんなわけがないではないか?」プーチン大統領はこう問いかけた。