フォックスニュースは、ロシアとの関係改善を望むと発言するトランプ氏を笑い飛ばしているクリントン氏が過去には同じような発言をしていたことを指摘している。
例えば、2013年5月、米資産運用会社「サンフォード・バーンスタイン」の社員を前にした演説でクリントン氏はプーチン氏を「おもしろく、興味深い話し相手」と評価し、「プーチン氏とはいつもおもしろいわ。彼が次に何をするか、何を言うかは全く予想できないんだから」と語っていた。
2013年6月、投資銀行「ゴールドマン・サックス」で演説した際もクリントン氏は「ロシアとはよりポジティブな関係を今後も作り続けていく」意向を表している。
2013年10月ユダヤ・シカゴ統一基金での演説ではクリントン氏はモスクワ郊外にあるプーチン大統領の官邸での語らいを思い出し、トラなどの野生動物の保護にかける姿勢など自分はプーチン氏とは何か共通するところがあるとまで語っている。語らいの後、プーチン氏は大きなロシアの地図が貼ってある部屋にクリントン氏を招きいれた。地図にはトラ、アザラシ、クジラなどの生息地が示されていたという。クリントン氏はそれを見たときの様子を思い出し、「あれはすごかった」と感想を漏らしていた。
ウィキリークスは12日、ヒラリー・クリントン選挙対策本部のポデスタ本部長の機密書簡の第5弾を暴露した。