ロシア側はウラジーミル・チトフ外務次官、日本側は杉山晋輔外務次官が代表を務める。
「今後の二国間の重要イベントを念頭に中断を解き、戦略対話を再開する」と開会に際し、チトフ氏。
ロシア外務省によれば、国際部門では2016-2017年の日本が安保理非常任理事国となることなど国連における、またはその他の国際的枠組みにおける、グローバルまたは地域的な喫緊の課題の解決における協力拡大の可能性に力点が置かれる予定。
共同通信によれば、戦略対話では露日協力の具体的な討議や平和条約締結問題だけでなく北朝鮮の核・ミサイル開発やシリア情勢についても意見交換が行われる。
日本側は12月にプーチン大統領が訪日するのを前に平和条約問題で進展を見たいところだ、と共同通信。