通信社ドイチェ・ヴェレは次のように報じた。
「小さなスクープだ。ベルリンにある連邦首相のオフィスでロシアの大統領がこの水曜日にメルケル首相、仏オランド大統領、ウクライナのポロシェンコ大統領と会談する。」
最後に「ノルマンディー4者」が集まったのは去年10月、パリにおいて。
サイト「Huffington Post 」もまた、プーチン大統領の訪問を「政治的スクープ」だと呼び、プーチン大統領はロシアへのクリミアの再統合からベルリンを訪問していなかったと指摘した。
新オスナブリュック新聞はプーチン大統領の訪問を「吉報」だとし、次のように報じた。
「プーチン大統領と対等に話す時、それはプーチン大統領が対話に開かれていることを意味する」
独ビルト紙は一方、この会談をいつも通りの同紙の、ロシアに対して攻撃的なトーンに照らして見ており、「メルケル首相は今日、プーチン大統領を止めることができるのか?」と疑問を呈している。
「ノルマンディー4者」はベルリンでウクライナ危機の正常化を話し合い、また、シリアの情勢について触れる可能性もあるとみられている。さらにメルケル首相は「全くの自信を持っ」て、この会談から奇跡を待つのは値しないとしながらも、「対話することは常に不可欠だ」と指摘した。