プーチン大統領は次のように述べた。
「我々は、(アレッポ)領内で現実に形成されている情勢に立脚した上で、可能なだけ空爆一時停止を延長するという旨の、ロシア側の意向を伝えた。我々は、アレッポに巣くった徒党の活発化に直面するまではこれを行う用意がある」
一方オランド大統領は、数時間のアレッポでの人道一時停戦を無意味だと考えていると述べ、ロシアに最大限の圧力をかけるよう呼びかけた。
プーチン大統領は一方、ロシアは、米国がシリアでの穏健反政府派とテロリストの分離という自らの義務を果たすことを期待していると強調し、次のように付け加えた。
「共に共同作業を続けることができると我々に理解できるように、我々のパートナー、特に米国が、テロリスト『シリア征服戦線(旧ヌスラ戦線)』の分離や、テロ組織と反政府派の健全な部分を分離するという、今までに約束したこと全てを行うと期待している。」
プーチン大統領はまた、シリア新憲法制定作業の活発化というロシアの提案について改めて述べた。