岸田外相は10月14日に表した声明で、日本はユネスコに対し、世界遺産リストへの登録プロセスを見直すよう要請し、最終的に2016年の分担金は支払わない決定をユネスコ側に通知したことを明らかにした。
フア中国外務省報道官は「南京大虐殺は第2次世界大戦中の日本の軍国主義が侵した重大犯罪であり、この史実は国際社会に認証されている。」「南京大虐殺を証言づける史跡がユネスコの登録に含まれたという事実はこれがユネスコ側の基準に完全に合致したことを物語っている」と語っている。
フア報道官は日本がユネスコ分担金の支払停止を決めたことは過去の歴史に顔を向けたくないというその誤った立場を再度示したことになると指摘した。