クルチオ局長は「RaiNews24」テレビで放送された記者会見で次のように述べた。
「地元時間23時42分、3度めとなるマグニチュード4.6の地震が、2度の強い揺れが観測された地域で起きた」
今回の地震の1度目となるマグニチュード5.4の地震はイタリア中部で、日本時間2時11分に発生。揺れはウンブリア州、ラツィオ州、マルケ州、アブルッツォ州の計イタリア4州と、ローマやフィレンツェ、ラクイラ、ペルージャといった一連の同国大都市で感じられた。1度目の地震が発生した後の25分間で、マグニチュード2.4から2.8の余震が4回発生した。
さらに、日本時間4時18分、マルタ州マチェラータで2度目となるマグニチュード5.9の地震が発生。揺れはミラノからナポリにかけて感じられた。震源に近い地域に住む人々はパニックに陥り、多くの人が家を飛び出し、自動車で1夜を過ごすという決定をとった。