AFP通信の報道によれば弾劾決議案を手渡したのは仏国民議会のクロード・バルトローヌ議長。 クリスチャン・ジャコブ議員(国民運動連合グループ)やフランソワ・フィヨン前首相がこれに署名を行なっており、国民運動連合は党内からさらに数十人のメンバーが署名に加わるものとの確信を表している。
議会の右派の非難はオランド大統領の国家機密の漏洩に集中している。議員らはオーランド氏が最近著した『大統領は本来これを語るべきではないのだが…』という本のなかで国家機密を漏洩したとの見解を表している。
リアノーボスチ通信は憲法68条の枠内での大統領の弾劾手続きは2014年に発効したばかりと指摘している。
弾劾決議はこの先議会の特別局で認められ、議会会員の法委員会の検討に付される。