北海道分県案を知事に提出 道議有志「3ないし2県」

© Sputnik / V. Kiselyov / メディアバンクへ移行北海道
北海道 - Sputnik 日本
サイン
自民党の北海道議有志でつくる「北海道分県研究会」は11日、地方分権の推進や札幌市への人口一極集中の解消に向け、北海道を3県ないし2県に分割する2案を盛り込んだ報告書を高橋はるみ知事に提出した。共同通信が報じた。

日本国旗とロシア国旗 - Sputnik 日本
露日経済協力のため「温室的諸条件」作られる
報告書によると、3分割案は(1)札幌市や函館市を含む中央部と南部(2)旭川市や稚内市を含む北部(3)帯広市や釧路市を含む東部-に分割。2分割案は東部とそれ以外の二つに分けた。

北海道には179の市町村(北方領土を除く)があり、面積は九州7県の約2倍と広大。「分割すれば、きめ細かい行政運営ができるようになる」「道民の約3分の1が札幌市に集中する状況が改善される」といった着想から、2015年12月に研究会が発足した。

研究会会長の喜多龍一道議は報告書を提出後、記者団に対し「合意形成は難しいと思うが、北海道を割ることも、地方創生の力強い道の一つだと思う」と分県案の意義を説明した。

実際の分県には、住民投票で道民の過半数の同意を得て、特別法を制定する必要がある。

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала