「(領土問題を含む平和条約解決の)道筋が見えてはきているわけでありますが、一歩一歩山を越えていく必要があります。一歩一歩進んでいかなければいけない。大きな一歩を進めるということはそう簡単ではないわけでありますが、着実に一歩一歩前進していきたいと思っています」と安倍首相は述べた。
日露首脳会談は、両首脳がAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議に参加するため訪れているペルーで行われた。プーチン大統領は会談で、日露関係は相互作用のツールの一部が再開されたおかげで前に進んでいると指摘した。
「われわれは相互作用のツールの一部を再開させ、そのおかげで、二国間関係の発展へと前に進むことが出来ている」とプーチン大統領は述べ、この発言は、外務省、国防省、安全保障会議を通じて行われた二国間協議についての話だと説明した。
安倍首相は、プーチン大統領を日本で賓客としてもてなすことを約束した。プーチン大統領の訪日は12月15日から16日を予定している。