ポゴリラヤは11月、GPロステレコム杯で1位となり、さらにショートとフリーでの自己ベストを更新して215,21を取った。ファイナル出場のためには、ポゴリラヤは札幌のNHK杯で3位に入る必要がある。
ロシアのエフゲニヤ・メドベージェワとエレーナ・ラディノオワ2選手はすでにマルセイユのファイナル進出を決めている。専門家によると、モスクワ、ロステレコム杯での演技を見るに、ポゴリラヤは世界チャンピオンのメドベージェワと激しく争える能力がある。
シニア大会にデビューしたてのソツコワがマルセイユのファイナル出場するにはやはり、NHK杯での3位に入る必要がある。シニア大会に出場し始めたばかりのソツコワはフランス杯ですでに2位を取り、メドベージェワに遅れをとっただけだった。
2人の日本人もまた、ファイナルの切符をかけて争う。カナダ3位の宮原知子とフランス杯3位の樋口新葉だ。彼女たちがホームであるNHK杯で3位に入ると、マルセイユでのファイナルに進出する権利を得る。
NHK杯男子シングルの人気選手になるのは疑いなく羽生結弦だ。昨季、世界歴代最高特典をマークし、4回転ジャンプを成功させた羽生結弦だが、難易度の高い今回のプログラムを成功させた場合、この高みを宇和まわる可能性も十分ある。