「ロシアの役割を我々がどう捉えているか? この問いにはっきりと答えよう。ロシアはいかなる国に何者にも、どんな民族に対しても自国の政策で危害を与えたことは一切ない。ただの1度もない。その反対に、ロシアはいつもこの地域の多くの民族を助けてきたと我々は考えている。
ロシアがシリアにいるおかげでテロの疫病が地域全体に蔓延せずに済んだのだ。リビア、イラク、などこの地域の諸国の実例は、まさにロシアが存在していない場合に、無秩序とテロがますます横行することを如実に見せ付けた。」
ヴェラニス首相特別補佐官はロシアに対抗した政策は全く意味がないと指摘している。
「ロシアとは具体的に作業を行なって行く。ギリシャとロシアとの関係は閉じられたものであり、我々は何人も迎え入れることはない。我々はロシアの平和的外交路線を信じており、プーチン大統領がギリシャに対して行なう友好的なパートナー政策に感謝している。」
ヴェラニス氏は「ギリシャは、ロシアに対抗した『冷戦』を行なうことには一切同意しない」と断言した。