外相によれば、米提案は「ロシアが強く主張しているアプローチに沿っている」。
ラヴロフ外相は「昨日ケリー国務長官は、ローマで会談したさい、ロシアの専門家らが米国側との交渉で以前から強く主張しているアプローチに沿った米国案を渡した」と伝えた。
外相は「昨日2日まで、シリアをめぐる露米交渉では、米国側が自分達の要求を譲らなかった。それは、東部アレッポのまだ解放されていない地区で戦闘員らを指揮している『アル∹ヌスラ戦線』がシリア国内で、罰を受けることなく自分達の活動を今後も続けるのを許すといった条項を、委任状に含めるというものだった」と説明した。
またラヴロフ外相は「ロシアは、アレッポに関し米国側と交渉するためジュネーブに即時専門家を派遣する用意がある」事を確認した。