日本の主要なパートナーである米国が露日関係の発展を歓迎していないことは周知の事実。ロシアとの政治的コンタクトを推進することで安倍氏は政治的意思を示したのだ、とロマーノワ氏。あわせて同氏は、領土問題は解決を急ぐ必要がなく、「急激な動きは有害になるかもしれない。慎重であるべきだと思う」と述べた。
両国は、これまでに得られた合意が実現されるように、必要な措置を全面的に取るべきだ、と強調した。今こそ「協力改善の機会を活かすべき画期的な瞬間」である、とロマーノワ氏。
先にロシアと日本の協力は平和条約調印を加速させると報じられた。