NATO事務総長:NATO介入はシリア情勢を悪化させる

© REUTERS / Inquam Photos/Octav GaneaNATOのストルテンベルグ事務総長
NATOのストルテンベルグ事務総長 - Sputnik 日本
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NATOのストルテンベルグ事務総長は、タブロイド紙「Bild」のインタビューで、NATO加盟国はシリア紛争への積極的な軍事介入を適切だとは考えていないと述べ、なぜならこれは人道状況を悪化させ、一般市民の犠牲者をさらに増やす恐れがあるからだと指摘した。

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またストルテンベルグ氏は、NATOの任務は今まさにかつてなかったほど重要だとし、それは「世界が以前よりも危険になったからだ」との見方を示した。

ストルテンベルグ氏は、NATOはただでさえ身の毛のよだつような人道的大惨事の悪化を望んではないと再度強調し、「シリアについてNATOのパートナーたちは、軍事介入は状況を悪化させるだけだとの結論に達した」と述べた。

多くの国がシリア紛争に関わっているというのも難しい点の一つだが、NATOの課題はまず「アサド政権への反対」ではなく、テロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」との戦いにある。

先に、ナショナル・インタレスト誌は、2017年にどこで新たな武力紛争が発生する可能性があるかについて報じた。

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