米大使館のモリー・コシナー広報官は「ケリー米国務長官が7月にドゥテルテ氏と会談した際述べたように、米国はフィリピンの主権とフィリピン国民の民主主義的な選択を尊重している」との声明を表した。
これに対してフィリピン大統領府のアベリア報道官は「米国務省は類似したこと、これに似たことへの関与を計画していた事実を否定している」とする声明を表した。
報道官はまた、ドゥテルテ大統領はクーデターを恐れないと指摘し、その理由を「フィリピン国民はドゥテルテ氏が国のために行っていることを評価しているから」と説明した。
これより前地元紙の「フィリピン・タイムズ」は匿名の消息筋からの情報として、フィリップ・ゴールドバーグ前米大使はドゥテルテ氏の地位を無効にし、その後政権を転覆させる計画を後任に残したと報じていた。
これより前、フィリピンのドゥテルテ大統領は、米国のフィリピンへの支援停止に関する計画を激しく批判した。