モスクワではいたるところで「クリスマスへの旅」フェスティバルの組織するイベントが満載。赤の広場でのクリスマス・マーケットでお菓子を買って、ヴェーデンハーでは本、「ソコーリニキ」公園の「フクスノフェスタ」では食べることには目がない人への贈り物が探せる。
巨大雪の斜面で滑り比べ
スケート靴で立つのもやっと、という人は雪の大斜面を滑り降りるというのはいかが? 高所からビューンと急滑降で子どもの頃のワクワクを再体験したら気分も最高。雪の斜面はゴーリキー公園、ソコーリニキ、クズミンキ公園にあるため、スケートを楽しんだ後に滑り降りることも出来る。
お正月の歴史を知る
「川岸通りの家」博物館では1月3日から8日、ソ連時代のお正月をテーマにした展覧会が開催。ソ連でお正月の祝いが禁じられたのはいつ、どうしてか? ぜひ足を運ばれてください。
ロマノフ王朝最後の皇帝一家の日常風景を知る
皇帝の離宮「ツァリーツィノ」公園ではロマノフ王朝最後の皇帝ニコライ1世一家を記念した展覧会が開催。クリスマスツリーや子どもの玩具、皇太子の所有していた人形劇、そり、皇女らの人形が展示されている。皇女らのドレス、アレクセイ皇太子の軍服、子どもたちが読んでいた本、ノート、絵、両親に宛てたクリスマスカードなど間近で見ることのできる貴重な機会。
1月1日、新アルバート通りでクリスマス行進が行なわれる。コスチュームを着て練り歩く列にとび入り参加も自由。1月7-8日両日は町のあちこちで演劇が披露され、クリスマスソングなどが歌われる。
冬の自転車パレードに加わる
冬の自転車パレードの開催目的は自転車シーズンは春夏だけでないことを知ってもらうことにある。昨年の参加人数は3千人を越えた!
ミュージアムにただで行ける
1月2日から8日は80箇所以上のミュージーアムが無料公開される。
無料見学に参加してモスクワをもっと知る
1月15日まで「クリスマスへの旅」フェスティバルの枠内で無料のエクスカーションが行なわれる。テーマはお正月料理には欠かせない「オリヴィエ」サラダはいつ、どうして出来上がったか、モスクワ最古のスケートリンクの意外な規則とはなどのほか、「銀の時代」の詩人らを取り上げたルートも開催。
新年特別仕様列車に乗車
モスクワ地下鉄は幻想的な新年・クリスマス仕様の電車の環状線での運行を開始した。電車ではロシアのサンタクロース、ジェド・マロースとその娘のスネグーラチカ(雪娘)が乗客全員を祝福する上、ロシアの有名人が駅名をアナウンスする。