展示の中には江戸時代や明治時代の壮麗な日本の着物、日本の絹刺繍模様、芸術的な金属、磁器、エナメル製の作品が展示され、うち多くは皇家の公式生産者によって作られたもの。
展覧会では90点の作品が展示される予定で、美術館によるとうち3分の1は、一般市民に公開されたことがない。
このような種と水準の作品は1873年から、日本によって東京で国内産業展や、オーストリア、米国、フランス、ドイツ、英国、ベルギーなどの国際的展覧会において披露されていた他、外交的贈り物として用いられていた模様。そのためには、国家が文化と経済の繋がり発展を重視していた日本において、最高水準のものが選ばれていた。
コレクション所有者のナセル・デビッド・カリリ氏は以前もアジアの芸術品をモスクワ市民にお披露目した。専門家の評価によると、氏は世界1の規模のイスラム芸術のコレクションを有し、芸術品には10億ドルを注ぎ込んだ。
カリリ氏は2014年に開かれた氏のコレクションの展覧会の開会式で行われた記者会見で次のように述べた。「自分が芸術世界でのキープレイヤーだとは考えない。むしろ私は守護者で、芸術はすべての人のものだ。」